いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。
民間薬園に、フェンスで囲まれた一角があります。
フェンス越しなので、いい角度から撮れなかったですが、
特徴ある形の花からついたその名は
「トリカブト」
時代劇から名探偵コナンにまで出てくる毒薬です。
実際に、保険金殺人に使われた事でも有名ですよね?
そんな猛毒を持つトリカブト、
「附子(ぶし)」という薬として
「八味地黄丸」「麻黄附子細辛湯」などの構成生薬として、
重要な位置を占めています。
日本全土の山間部に自生するので、
ヨモギやニリンソウなどと間違って食べ、中毒を起こす…
という事故もあります。
花がない時期は見分けが付きにくいので、
山菜採りをされる時は、充分気を付けてくださいね!