いなり薬院

いなり薬院は、漢方薬・薬草を専門に扱う京都の薬屋さんです

〒600-8837
京都市下京区七条通壬生川西入
(「七条壬生川」バス停前)
      TEL. 075-371-8731
       FAX. 075-371-8731

05月

医薬品と非医薬品

薬草は、大きく二つのカテゴリ-に分けることができます。
ずばり、医薬品か非医薬品か!

医薬品は、一定の審査やデータをもとに承認され、
効能効果、用法用量が日本薬局方に定められた「お薬」です。
非医薬品は読んで字の如く、薬ではありません。
「じゃぁ、意味ないじゃない?」・・・そんなことはないですょ^^

研究開発の結果、創られる新薬に対し、
古来からの経験や言い伝えの中で淘汰され、今に伝えられた民間薬。
いろいろな事情で医薬品申請はされていなくても、
私たちの健康を守る手助けをしてくれるお茶はあるのです。
若い方たちもマイボトルを持って出かけるのがお洒落な今、
その中に、お気に入りのマイ薬草茶…
悪くないと思いませんか?

紅花

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

以前ブログでご紹介した紅花が4つ、花を咲かせています。
生薬名「コウカ」
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切り花で用いられるのはトゲなしに品種改良されたものが多いですが、
これは、今では大変珍しくなった固有種で、
葉先もガクも、鋭くとがって痛いです^^;

DSCF2428

21個のつぼみをつけてくれたので、
順々に咲いて、もう少し楽しませてくれると思います。

薬草茶のおすすめ♪

「薬草茶、飲んだことありますか?」

当店の前には、こう書いたボードを出しています。
コンビニや自販機でペットボトルのお茶を買うことが当たり前になりましたが、
昔はお茶はやかんで沸かすものでした。

「家で沸かすお茶」を、薬草茶にすることで
手軽に病気を予防したり、健康を維持できるのですょ。
いずれも民間伝承されてきたもので、
中には、近年研究が進みその効果が確認されたり、
医薬品として認められているものもたくさんあります。

これから少しずつご紹介していきます。
目的によって、貴方にぴったりの薬草茶を見つけてくださいね!

フェイスブック

いなり薬院のページをご覧くださってありがとうございます。

何だか急に夏のような暑さになりましたね・・・
体調を崩されたりしていませんか?

実は、GW中にフェイスブックも始めたのです。
QRコードも貼り付けましたので→
もしよかったら、こちらの方もご覧ください。
「いいね!」をいただければ嬉しいです^^

https://www.facebook.com/inari.yakuin

商品一覧を整えました!

いなり薬院のページをご覧くださって、ありがとうございます。

本日、ようやく商品一覧のページができました。
第一弾は・・・「十薬」

古くから多くの方々に親しまれる薬草茶の王様として、
一番最初にご紹介するのはこれしかない!と思っていました!

十薬は、6~7月に小さい花をつける「どくだみ」を、乾燥させたものです。
白いカワイイ花・・・と言いたいところですが、
花びらに見える白い部分は、実は花弁。
その中から延びる黄色い部分が花なのですょ(^^)

日本薬局方では「便秘・尿量減少、便秘に伴う吹き出物」の効能があるとされ、
牧野和漢薬草大図鑑には「利尿作用があり、解熱・解毒・消炎薬として用いる」とも記されています。

一昔前までは、どこでも見かけたどくだみですが、
東日本大震災の影響などで、日本産品は今では希少なものとなっています。
市場で多く流通している中国産は独特の味とクセが強いのですが、
日本産は飲みやすいので、
小さな子どもさんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
ご家族みんなで飲んでいただけると思います。