いなり薬院

いなり薬院は、漢方薬・薬草を専門に扱う京都の薬屋さんです

〒600-8837
京都市下京区七条通壬生川西入
(「七条壬生川」バス停前)
      TEL. 075-371-8731
       FAX. 075-371-8731

ブログ
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サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

桑の葉茶~今週の薬草茶

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

今日の京都は、雨。
各地で大変な大雨になっているようで…
被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げます。

今週の薬草茶は「桑の葉茶」です。
お蚕さんが食べる葉っぱ…!?と連想される方も多いと思いますが、
その根皮は、「桑白皮(そうはくひ)」という第3類医薬品。
血糖・血圧降下、利尿、解熱、鎮咳などの効能があります。

近年、葉に含まれる成分の研究も進み、
糖の吸収を抑制する効果が明らかになっています。
血糖値や血圧が高めの方はもちろん、
体脂肪が気になる方にも最適のお茶です!

その後・・・

いなり薬院のHPをご覧くださって、ありがとうございます。
梅雨があけて、いきなりの酷暑ですね!

ブログやフェイスブックで何度かご紹介した紅花。
思わぬアクシデントで、その後の開花が心配されましたですが、
無事、21輪すべてが花をつけてくれました。

現在はすっかり枯れています。

紅花

こんな状態のまま置いているので、
ご来店された方や道行く方々にお尋ねいただくことが多いです。
でも、横着してほったらかしにしているのではないのですよ^^

紅花は散らずに花をつけたまま枯れます。
花びらは、枯れて赤みが増したものを夏に採集するとのこと。
生薬の栽培~採集までの過程をたどってみたいと思っています。

ビワ茶~今週の薬草茶

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

今日はやっと梅雨らしいお天気です。

今週は「ビワ茶」を試飲していただいています。
どこか懐かしい果物としておなじみのビワ。
その葉は、暑気払いのお茶として昔から重宝されていて、
健胃、利尿など作用もあり夏バテ予防にピッタリです。
まさに、夏に最適!!

クセがなくさっぱりしているので、
薬草ビギナーには特におすすめなんですよ!
ご来店された方々も
「本当に飲みやすいのねぇ~」と、意外な顔をされます^^

またビワ葉は、入浴剤として
お肌の弱い方も安心して使っていただけます。

是非お試しください!

結石の辛さ~裏白柏

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

尿路結石を経験された方をご存じですか?
「のた打ち回るような激痛で救急車を呼んだ」
以前知人から聞いた話です。
痛いのが苦手な私は「絶対なりたくない!!」と思いました^^;

胆石、尿路結石、腎結石…
遺伝的要素であったり、食生活であったり
原因についてはいろいろ言われていますが、
いずれも一度なると繰り返すことも多い病気です。

先日、商品一覧のページにアップした「裏白柏(うらじろがし)」は、
本州~四国・九州に自生するドングリの仲間の植物です。

「流石茶」の別名を持つこの薬草、
それ自体は非医薬品なのですが、
病院で処方される医療用結石治療薬は、
このウラジロガシエキスを製剤にしたものなのですよ。
まさに、生みの親!
だからこそ、 結石ができたことがある方に
是非ご家族で飲んでいただきたいお茶なのです。

試飲していただけます!

いなり薬院のHPをご覧くださって、ありがとうございます。

ずいぶんと早い梅雨入り宣言のあとは、連日の晴れ間…
何だか、一段と暑く感じますねぇ。

今年も薬草茶の試飲を始めました!
暑い中お越しくださった方に、薬草茶をお試しいただいています。

「薬草茶なんて飲んだことないゎ」
「興味はあるけど、本当に飲みやすいの?」
・・・そんな方、大歓迎です^^
お散歩やお出かけのついで、バスが来るまでの時間など
どうぞ気軽にお立ち寄りください。
ひんやりした薬草茶を、週替わりで用意してお待ちしています!

医薬品と非医薬品

薬草は、大きく二つのカテゴリ-に分けることができます。
ずばり、医薬品か非医薬品か!

医薬品は、一定の審査やデータをもとに承認され、
効能効果、用法用量が日本薬局方に定められた「お薬」です。
非医薬品は読んで字の如く、薬ではありません。
「じゃぁ、意味ないじゃない?」・・・そんなことはないですょ^^

研究開発の結果、創られる新薬に対し、
古来からの経験や言い伝えの中で淘汰され、今に伝えられた民間薬。
いろいろな事情で医薬品申請はされていなくても、
私たちの健康を守る手助けをしてくれるお茶はあるのです。
若い方たちもマイボトルを持って出かけるのがお洒落な今、
その中に、お気に入りのマイ薬草茶…
悪くないと思いませんか?

紅花

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

以前ブログでご紹介した紅花が4つ、花を咲かせています。
生薬名「コウカ」
DSCF2425

切り花で用いられるのはトゲなしに品種改良されたものが多いですが、
これは、今では大変珍しくなった固有種で、
葉先もガクも、鋭くとがって痛いです^^;

DSCF2428

21個のつぼみをつけてくれたので、
順々に咲いて、もう少し楽しませてくれると思います。

薬草茶のおすすめ♪

「薬草茶、飲んだことありますか?」

当店の前には、こう書いたボードを出しています。
コンビニや自販機でペットボトルのお茶を買うことが当たり前になりましたが、
昔はお茶はやかんで沸かすものでした。

「家で沸かすお茶」を、薬草茶にすることで
手軽に病気を予防したり、健康を維持できるのですょ。
いずれも民間伝承されてきたもので、
中には、近年研究が進みその効果が確認されたり、
医薬品として認められているものもたくさんあります。

これから少しずつご紹介していきます。
目的によって、貴方にぴったりの薬草茶を見つけてくださいね!

フェイスブック

いなり薬院のページをご覧くださってありがとうございます。

何だか急に夏のような暑さになりましたね・・・
体調を崩されたりしていませんか?

実は、GW中にフェイスブックも始めたのです。
QRコードも貼り付けましたので→
もしよかったら、こちらの方もご覧ください。
「いいね!」をいただければ嬉しいです^^

https://www.facebook.com/inari.yakuin

商品一覧を整えました!

いなり薬院のページをご覧くださって、ありがとうございます。

本日、ようやく商品一覧のページができました。
第一弾は・・・「十薬」

古くから多くの方々に親しまれる薬草茶の王様として、
一番最初にご紹介するのはこれしかない!と思っていました!

十薬は、6~7月に小さい花をつける「どくだみ」を、乾燥させたものです。
白いカワイイ花・・・と言いたいところですが、
花びらに見える白い部分は、実は花弁。
その中から延びる黄色い部分が花なのですょ(^^)

日本薬局方では「便秘・尿量減少、便秘に伴う吹き出物」の効能があるとされ、
牧野和漢薬草大図鑑には「利尿作用があり、解熱・解毒・消炎薬として用いる」とも記されています。

一昔前までは、どこでも見かけたどくだみですが、
東日本大震災の影響などで、日本産品は今では希少なものとなっています。
市場で多く流通している中国産は独特の味とクセが強いのですが、
日本産は飲みやすいので、
小さな子どもさんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
ご家族みんなで飲んでいただけると思います。