いなり薬院

いなり薬院は、漢方薬・薬草を専門に扱う京都の薬屋さんです

〒600-8837
京都市下京区七条通壬生川西入
(「七条壬生川」バス停前)
      TEL. 075-371-8731
       FAX. 075-371-8731

ブログ
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サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

花回廊

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

一昨日、梅小路小学校の生徒さんがプランターを届けてくれました。

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七条センター商店街有志と地元・梅小路小学校共同の
まちづくりサポート事業「花・まち・いのち そだてよう プロジェクト」です。
七条通り(大宮~JR山陰線高架)を、生徒さんが作った45個のプランターが
手書きのメッセージと共に彩ってくれています^^

ミルテンクランツ コンサート

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

今日は、お薬とは全く関係ないお話です・・・
私、「ミルテンクランツ」という少人数の女声合唱団に入っていて、
来月、第二回目のコンサートを開催します。

在職中、府立加悦谷高校合唱部を
国内外のコンクールで頂点に導いた成毛敦先生のご指導のもと、
心に響く美しいハーモニーを求めて練習してきました^^

ご希望の方は、早めに「お問い合わせ」タブからお尋ねください。
(ご好評をいただき、チケットがもう少ししかありません・・・)

♪ * ♪ * ♪ * ♪ * ♪

ミルテンクランツ 1st Concert

     日時 : 2016年2月20日(土) 14時開演
会場 : 京都堀川音楽高校 音楽ホール
(地下鉄東西線「二条城前駅」より徒歩2分)
曲目 : ミサ ト長調(シューベルト)
女声合唱組曲 心の四季(高田三郎)   他
合唱 : 女声合唱団  ミルテンクランツ
指揮 : 成毛 敦
ピアノ : 藤井いずみ 柿木朋子

入場料:2,000円

 ミルテン チラシ表

ミルテン チラシ裏

あけましておめでとうございます!

新年 あけましておめでとうございます。

今年も、皆さまの健康生活をお手伝いすべく、精進してまいります。

店舗、Webとも、本日から営業しております。
今週土曜日まで「HPを見ました!」とご来店くださった方に
美味しい粗品を差し上げます。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

お屠蘇

いなり薬院のHPをご覧くださって、ありがとうございます。

いよいよ一年を締めくくる師走となりました。
当店にもお屠蘇が入荷し、いよいよ年末!という感じです。

最近は、お正月に飲む日本酒をお屠蘇だと思っている方も多いようですが、
本当は、数種類の生薬をお酒や味醂に浸けて作る「薬用酒」なのですょ。
年の初めに用いて邪気を祓う、その習わしは、
千年以上昔、平安の時代から伝わると言われています。

用いられる生薬は、地域や製造者によって異なりますが、
主に白朮(おけら)、山椒、肉桂(シナモン)、桔梗、防風などが配合されます。
そこで大切なのは、用いる生薬の品質。
生薬は、原料となる植物の品質や加工調製の方法、
また保存方法によって、香りや薬効に大きく違いが生じます。

老舗生薬問屋 中嶋生薬さん謹製の「御屠蘇」は、ことのほか香りがいいと評判で、
しばしばメディアにも取り上げられるとか…
漢方・生薬専門の当店が自信を持ってお薦めする縁起物です。

3時間ほど浸けておくだけで簡単に作ることができます。
来年は、他とは違う「ホンマもんのお屠蘇」で、
新年を迎えてはいかがでしょうか?

数量限定品ですので、ご希望の方はお早めに!

お屠蘇

免疫力アップに~板藍根

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

朝晩、冷えるようになりました。
こんな頃は特に体調を崩しやすいので、気を付けてくださいね。

最近、すぐ風邪をひくようになっていませんか?
また、口内炎がよくできる、
扁桃腺が腫れやすい、お腹を壊しやすい・・・
そんな方に是非お勧めしたいのが「板藍根(ばんらんこん)」

板藍根は、アブラナ科の植物の根を乾燥させた生薬。
日本では健康補助食品ですが、
中国では《清熱解毒》などの抗菌、抗ウィルス作用を持つ薬として、
細菌・ウィルス感染や炎症に、広く使われています。

ほんのり甘いキャラメル風味のエキス細粒ですので、
小さな子どもさんから年配の方まで、無理なくお使いいただけます。
「子どもに『もっとちょうだい!』とねだられます^^;」とか
「毎日、牛乳に入れて飲んでいます」などの声も聞かせていただいています。

これから受験シーズンを迎え、インフルエンザの流行も気になる頃・・・
免疫力を高めて、風邪の予防や健康維持に
是非お役立てください。

疲れた時に頼りになる「万病感応丸」

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

今日は、万病感応丸のお話をしたいと思います。
これの元となるお薬が本格的に販売されたのは、1714年。何と300年前!!
滋賀県日野の商人が、全国を行商する際に携帯した薬が浸透し、
明治10年には、今の形(半月形)で製造されていたというから、
またまた驚きですよね?

動悸、息切れなどに使う生薬製剤には、
お馴染みの○神丸、救○などの他にも、いろいろなお薬があります。
そのほとんどに「ジャコウ」「ゴオウ」「人参」「沈香」などの、
強心作用や鎮静効果のある生薬が配合されています。
いずれも優れた「効果」を持つのですが、「高価」でもあるため
実際に配合されている量は、さまざまです。

では、数ある同様の生薬製剤の中で、なぜ当店では「万病感応丸」を取り扱うか?

それは、有効成分含量が、圧倒的に多いからなのです。
1日量で比較して、3倍~10倍以上もの量の高貴生薬が入っています。
一見、お値段は少々高く思われるかもしれませんが、
成分含量を比べると、納得です!
疲れが取れない、何となくしんどい、体がシャンとしない、
また、イライラして眠れない時、
人前で話す時の緊張・興奮を和らげたい時にも、
心強い味方となってくれますよ!

何を隠そう…私のバッグには、いつも入れてあるのですから^^
ストレスの多い現代社会…
是非一度、その効果を実感してください!

マラソンなどのスポーツにも!芍薬甘草湯ゼリー

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

このたび松浦漢方から、日本初ゼリータイプの漢方薬が発売されました!
第一弾は「芍薬甘草湯ゼリー」

芍薬甘草湯は、代表的な痛み止めの漢方処方で、
筋肉の緊張による痛みや痙攣などに、素早く効果を発揮してくれます。

このお薬の特徴は、何と言っても
「いつでもどこでも、水なしで飲めること」
これってホント、便利なんですよ。
例えば、夜中によく足がつる方。
枕元に置いておけば、手を伸ばして封を切るだけ!
体を起こして水を汲む手間もなく、すぐに服用できます。

その他にも…
先日聞いた知人の話。
マラソン愛好者には、足がつらないように、
スタート前に芍薬甘草湯を飲む人が結構いるとのこと。
ゼリーだとすぐ飲めるので、アウトドアでも重宝しますよね。
そう言えば、息子のサッカー部のママ友の必須アイテムでもありました…

身内では、生理痛。
「飲んだら、いつの間にか治ってたって感じ」
などなど…

かく言う私にとっては、ひどい肩こり時の頼みの綱です^^

第2類医薬品ですので、店頭でしっかりご相談の上ご使用くださいね。

こども一日店長

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

去る12月12日、1日こども店長を迎えました。
七条センター商店街と地元・梅小路小学校が連携して、
5年生の児童に仕事体験をしてもらう…という企画です。

当店にはY君が就任!
まずは、当店で扱っている漢方薬や薬草などについてお話。
その後、実際のお仕事を約2時間にわたって頑張ってくれました^^
ちょっとシャイで、とっても真面目な店長は、
一つ一つ丁寧に真剣にこなしてくれましたょ。
最後は質問コーナー
「どうしてこの仕事を選んだのですか?」
「この仕事をしてよかったと思うのはどんな時ですか?」など
用意してきた質問に答えたところて、勤務時間終了!

小学生があまり入ることがない漢方薬屋さんで、
彼が何を感じてくれたのか気になりますが…
いなり薬院にフレッシュな風を運んでくれました。

龍谷大学博物館 十二月展

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

来月初め、龍谷大学大宮学舎で十二月展が開催されます。
文学部博物館実習の学生さんがその年のテーマに沿った研究を発表される
企画展示です。
今年度は、
「いろはの医~祈りと医療の歴史」

同大学秘宝の文書などと共に、
なんと!当店の薬研や百味箪笥、生薬が展示されます。
「実際に使われていたものに意味がある」という
学生さんの熱意に感じて、提供させていただくことにしました。

会場の大宮学舎本館は、明治初期の美しい西洋風建築。
重要文化財に指定されていて、
以前このブログの「近隣散策」にも登場しました^^
七条大宮交差点から東へ歩いてすぐ。
ぜひご来場ください。

龍大チラシ 縮小

祝・ノーベル賞

いなり薬院のHPをご覧くださってありがとうございます。

昨夜、そろそろ店のシャッターを下ろそうかと思っていた時に入った速報
「日本人3人にノーベル物理学賞」
凄惨な事件や災害ばかりが目立つこの頃、
久しぶりに喜ばしいニュースでした。
現在の社会生活に欠かせない高輝度青色LEDの開発から実用化までを
日本人の科学者が成しえたという事を改めて思い、
誇らしい気持ちになります。

発明当初から、必ずノーベル賞をとるだろうといわれていた中村修二さん。
特許権の所在を巡って会社との裁判が、当時、話題になり、
研究者の地位と権利についても、一石を投じましたね。

そういえば昔、小学校の卒業アルバムに
「将来は科学者になって、狭い部屋で一人で研究します」と書いた子がいました。
???と思って話を聞くと、曰く
「だって、科学者は儲からへんし、貧乏なんや」
なるほど・・・そういうイメージを持っていたのですね^^;

素直に、研究者が発見や発明、成果が
きちんと評価される社会であって欲しいなぁと思います。
そうすれば
「将来は日本の研究施設で、人の役に立つ研究をする科学者になりたいです」
という子どもたちが増えるかも!?
期待したいです^^