いなり薬院のHPをご覧くださって、ありがとうございます。
いよいよ一年を締めくくる師走となりました。
当店にもお屠蘇が入荷し、いよいよ年末!という感じです。
最近は、お正月に飲む日本酒をお屠蘇だと思っている方も多いようですが、
本当は、数種類の生薬をお酒や味醂に浸けて作る「薬用酒」なのですょ。
年の初めに用いて邪気を祓う、その習わしは、
千年以上昔、平安の時代から伝わると言われています。
用いられる生薬は、地域や製造者によって異なりますが、
主に白朮(おけら)、山椒、肉桂(シナモン)、桔梗、防風などが配合されます。
そこで大切なのは、用いる生薬の品質。
生薬は、原料となる植物の品質や加工調製の方法、
また保存方法によって、香りや薬効に大きく違いが生じます。
老舗生薬問屋 中嶋生薬さん謹製の「御屠蘇」は、ことのほか香りがいいと評判で、
しばしばメディアにも取り上げられるとか…
漢方・生薬専門の当店が自信を持ってお薦めする縁起物です。
3時間ほど浸けておくだけで簡単に作ることができます。
来年は、他とは違う「ホンマもんのお屠蘇」で、
新年を迎えてはいかがでしょうか?
数量限定品ですので、ご希望の方はお早めに!