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初めて訪れた、武田薬品工業 京都薬用植物園。
見学は「香辛料園」からスタート。
香辛料やハーブというと、食材の臭みを消したり
料理の香り付けとするものと思いがちですが、
鎮静や食欲増進など、いろいろな効果も期待することができます。
このエリアには、バシルやセージ、レモングラスなど、
多くのハーブが栽培されています。
スパイスなどに使われるものが多い中、
漢方薬にも使われるものを見つけました。
フェンネル、ご存知ですか?
これは「茴香(ウイキョウ)」と呼ばれる生薬です。
芳香性健胃、去痰作用があり、
漢方製剤「安中散」や某「太○胃散」などにも配合されています。
同じスパイスの八角(大茴香)と区別するため、
「小茴香」と呼ぶこともあります。
初夏に花をつけ、訪れた9月はちょうど収穫期。
小さい花のように見えますが、これは果実なのですょ。
写真では上手く伝わらないですが…黄色くてかわいい!
あまりお目にかかれない「生」を見られたのは「収穫」でした!
…失礼しましたm(__)m